最近注目されている紙ストロー。メリットとデメリットとは?

おはようございます。こんにちは。こんばんは。カツオです!

 

最近ニュースなどで話題になっている【紙ストロー】なのですが、海外で脱プラスチックという動きがみられるようになりました。

 

その中でもプラスチック製のストローは再利用が難しいとされており、それに代わる素材として紙製のストローに白羽の矢がたったようです。

 

今回はそんな【紙ストロー】のメリットとデメリットについて調べてみました。

 

目次

 

1.なぜ、紙ストローが注目されているのか?

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海外では人が出すゴミによる海の汚染について問題視してきました。

その中でも特に多いのがプラスチックゴミです。

 

プラスチックは放っておいても自然に還ることはないため、海の上を流れて

世界中の海岸などにゴミとして漂着しています。

 

そこで海外では【脱プラスチック】の動きが高まり、プラスチック製品からの脱却をめざすようになりました。

 

その一つが紙で出来たストローだった訳です。

 

海外ではスターバックスマクドナルドなどが、プラスチックのストローやビニール製の袋などの使い捨てプラスチック製品を廃止する動きが広まってきています。

 

海外の【脱プラスチック】が日本にもやってきた形です。

 

2.紙ストローのメリット

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紙ストローのメリットといえば、ゴミとして出すときに燃えるゴミとして出すことができるためプラスチックゴミよりも格段に処分がしやすくなることです。

 

環境などには関係しないのですが、紙ストローには印刷を施すことができます。

お店のロゴだったり、キャラクターだったりと好きなものを印刷することが出来るのでそういったところで需要が高まる可能性があります。

 

ちなみにインクには自然食品などから作られたインクが採用されているようなのでインクが溶け出したとしても体に影響はなく安全なので安心してください。

3.紙ストローのデメリット

 

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紙ストローのデメリットで一番なのは作るときのコストです。

 

プラスチック製とくらべると5倍~10倍近いコストがかかるようです。

そのため、多くの企業が紙ストローの導入に足踏みしているのが現状です。

 

その他には

・時間が経つとふやけてしまう

・水分を含むと噛み千切ることが出来てしまい、小さい子供の誤飲が心配

・紙の粉が飲み物に混ざるおそれがある

・衛生面での不安

4.紙以外の素材で注目されているストロー

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・パスタで出来たストロー

パスタに液体が通る空洞が空いていてそこから飲むようです。

 

・ステンレスのストロー

最近では割り箸ではなく、普通のお箸を採用しているお店も増えてきたと思います。

それと同じで何度でも使えるステンレスのストローを採用しているお店もあるようです。

 

生分解性プラスチックのストロー

ある一定の条件が必要なのですが、特別な産業設備で微生物を使って分解し処理することのできるプラスチックのストローです。

 

バイオマスプラスチックのストロー

バイオマスプラスチックとは 

再生可能な有機性資源を原料にしたプラスチックのことで、トウモロコシなどの穀物資源や、サトウキビなどから取り出される糖類が主な原料です。

使用後、燃焼などにより二酸化炭素は出るのですが、地球温暖化の原因と言われている温室効果ガスの濃度に影響を及ぼしません。

5.まとめ

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まだまだ課題の多い紙ストローですが、環境の事を考えると待ったなしのようですね。

この先色々な企業が開発、研究をしていくと思うので一つ一つ問題を解決していくと思います。

 

国からの補助金もあるようなので、近い将来プラスチック製のストローから環境に優しい素材のストローへと少しづつかもしれませんが変わっていくかもしれませんね。

 

この先の動向が気になるところです。

ではではこの辺で(^^)/   カツオでした!